\( (a-b)(c-d) \)の計算

(1)
引き算をしている場合も手順は同じ。ただし、符号の変化に注意しよう
(2)
まず、括弧の中を項に分ける(足し算、引き算が符号に見えるように分ける)
(3)
左の括弧の最初の項を捕まえて、右の括弧の最初の項に掛ける。\(a \times c=+ac\)(式の先頭なので\(+\)は省略)
(4)
同じ項を、右の括弧の2番目の項に掛ける。\(a \times (-d)=-ad\)
(5)
今度は左の括弧の2番目の項を捕まえて、右の括弧の1番目の項に掛ける。\((-b) \times c=-bc\)
(6)
同じ項を、右の括弧の2番目の項に掛ける。\((-b) \times (-d)=+bd\)
(7)
これで、左の括弧の項と右の括弧の項を漏れなく掛けることができた