展開公式

3 \( (a+b)(a-b)=a^2-b^2 \)

(1) $$ (a+b)(a-b) $$ この式を計算(展開)する。\((a+b)\) は\(a\) と\(b\) の、\((a-b)\) は\(a\) と\(b\) の
その2つを掛けてを求めるので、この公式を「和と差の積の公式」という。
(2) $$ (a\ \vdots +b)(a\ \vdots -b)=a^2\ \vdots {\color{red}-ab}\ \vdots {\color{red}+ab}\ \vdots -b^2 $$ 漏れなく掛けると、\(\color{red}-ab\) と\(\color{red}+ab\) の2つの同類項が現れる。計算すると\(0\) なので、
(3) $$ (a+b)(a-b)=a^2-b^2 $$ と、「2乗 引く 2乗」というとてもシンプルな形が現れる。
(4) このシンプルさが、公式に名前がついている理由。和と差の積、覚えておこう。